小型ロケット「カイロス」、強風のため打ち上げ延期 スペースワン
打ち上げが延期になった小型ロケット「カイロス」2号機=和歌山県串本町で2024年12月14日午前10時38分、本社ヘリから加古信志撮影。 宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京都)は、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」で14日午前11時に予定していた小型ロケット2号機の打ち上げを強風のため延期すると発表した。次の日程は明らかにしていない。 打ち上げる予定だったのは独自開発した固体燃料式のロケット「カイロス」(全長約18メートル)。京都の新興宇宙企業が開発した重さ約50キロの衛星や、台湾国家宇宙センターの実験用衛星、東京都内の高校生らが製作した衛星など計5基を積んでいる。
民間ロケットのカイロス2号機、まもなく打ち上げ 爆発炎上で失敗した初号機の汚名返上へ
民間ロケットのカイロス2号機、まもなく打ち上げ 爆発炎上で失敗した初号機の汚名返上へ 宇宙事業会社スペースワンが開発中の小型固体燃料ロケット「カイロス」2号機が、14日午前11時、和歌山県串本町のロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられる。カイロスは初号機が今年3月、発射直後に爆発炎上して打ち上げに失敗しており、今回は汚名返上を目指す。 初号機は、打ち上げから約5秒後に機体の自律飛行安全システムが異常を検知し、安全飛行は困難と自動的に判断して機体を爆破した。 同社が原因を調べた結果、システムに設定されていた、正常な飛行に必要な上昇速度の範囲が不適切に高かったことが判明。打ち上げ直後の上昇速度が範囲を下回ったため、システムが安全飛行は困難と判断し、機体を爆破したと結論づけた。固体燃料やエンジンに問題はなかったという。 そのため2号機は、システムの設定値を見直して適切な範囲に修正し、打ち上げに臨む。豊田正和社長は打ち上げに先立って開いた記者会見で、「初号機の経験を通じ、システム全体の飛躍的改善ができた。全身全霊を尽くし、2号機の成功を目指す」と話した。 2号機は、小型衛星を5基搭載し、打ち上げの約53分後から順次、高度約500キロの太陽同期軌道に投入する。成功すれば、民間単独では国内初の衛星投入となり、日本の宇宙開発は新たな時代の扉を開くことになる。
『「Xperia」が電波法違反、ソニーに行政指導–総務省』by「CNET Japan」
総務省は12月13日、ソニーが製造販売するスマートフォンについて、電波法の規定にもとづく工事設計合致義務違反を確認したとして、ソニーに行政指導を実施したと発表した。 電波法が規定する技術基準への不適合等が確認されたのは、いずれもNTTドコモ向けで下記モデルだ。 Xperia 5 III(SO-53B) Xperia 1 III(SO-51B) Xperia 1 IV(SO-51C) Xperia 5 IV(SO-54C) Xperia V(SO-51D) Xperia 5 V(SO-53D) Xperia 1 IV(SO-51E) 具体的には、上記スマートフォンにおいて「工事設計認証を受けた工事設計にない空中線を使用しての電波発射が可能な仕様となっている状態にあった事実が認められた」という。 このため総務省は、ソニーを厳重注意するとともに、原因の究明と分析、および再発防止策を検討し、その結果を2025年1月14日までに報告するよう指導したという。 なお、対象端末は工事設計認証の再申請により、2024年11日1日時点では流通済みの端末を含め、電波法違反は是正されているという。 スマートフォン専用ページを表示 「Xperia」が電波法違反、ソニーに行政指導–総務省 スマホは海外製品にシェアを奪われ過ぎている。国内メーカーには頑張って欲しい。ソニーを応援してます。…