酒井美紀、映画『Love Letter』で共演した中山美穂を思い出の2ショットと共に追悼→「いい写真」「久しぶりにこの映画を観たくなりました」
俳優の酒井美紀さんが12月10日にInstagramを更新。6日に急逝した、歌手で俳優の中山美穂さんへの追悼の言葉と共に思い出の2ショットを公開しました。 酒井さんは、 「感情がうまく言葉にならなくて…時が過ぎてしまいました」 「現実を受け入れるには、まだ時間がかかりそうです…」 と切り出し、一枚の写真を公開しました。 投稿されたのは、1995年の映画『Love Letter』の共演時と思われるセピア色の写真。大きな本棚の前に酒井さんと中山さんの二人が写っています。 白いパーカーにオーバーオールを身に着けた酒井さんは、手に台本のようなものを持ち、はにかんだ表情で立っています。 その隣で椅子の背もたれに手をかけ、腰かける中山さん。カメラに向ける優しいまなざしが印象的です。 酒井さんは続けて、 「中山美穂さんに憧れて、女優という道に進みました。映画『Love Letter』で、同じ『藤井樹』役を演じられたことはこの上ない幸せです」 「謹んでご冥福をお祈りいたします」 と映画で共演したことへの感謝の気持ちと共に、追悼の言葉をつづりました。 岩井俊二監督の映画『Love Letter』は、亡くなった婚約者の男性に出した届かないはずの手紙が、同姓同名の女性に届いたことからはじまる、過去と現在が交錯するラブストーリー。中山美穂さんは神戸に住む渡辺博子と、小樽に住む藤井樹を一人二役で演じ、酒井さんは中学生時代の藤井樹を演じました。 「永遠に忘れません」投稿に反響 映画のファンからは 「Love Letter素敵な映画でしたね」 「そうだったんですね。いい写真です」 「お二人にとっても代表作でしたね。寂しいですね」 「久しぶりにこの映画を観たくなりました」 「お2人の『藤井樹』は永遠に忘れません…」 などの声が寄せられています。
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
“ミポリン”の愛称で親しまれた元トップアイドルが早すぎる生涯を終えた。ステージで輝き、スクリーンでも才能を発揮した中山美穂さんは、時に奔放で、愛に正直だった。複雑な生い立ちゆえに追い求めた家族への愛情と晩年の孤高。一時代を築いたスターの人生を詳報する。【前後編の前編】 「6月のデビュー日にツアーの楽屋を訪ねたとき、彼女は『これからもライブがたくさん決まっているんだ』と前向きに話していました。若い頃からまっしぐらに仕事をしてきたし、忙しくて悩んでいる暇もなかったんじゃないかな。『じゃあ、またね』、『今度、食事でもしようね』と交わしたのが最後の会話です。クリスマスには会えると思っていたのに……残念でなりません」 急逝した中山美穂さん(享年54)の宣伝担当を務めた元キングレコード常務取締役の竹中善郎さんは、デビュー当時から知る彼女との早すぎる別れを嘆いた。 華やかな美貌と歌声で一世を風靡し、多くの人に愛されたスターの訃報に日本中が悲しみに包まれた。中山さんが変わり果てた姿で見つかったのは12月6日正午過ぎ。その日は夕方から大阪市内でクリスマスコンサートを行う予定だったが、生前、彼女が何よりも楽しみにしていたステージに立つことはなかった。 「当日の朝7時頃、スタッフが送ったLINEが既読にならず、待ち合わせ時刻の9時になっても連絡がつかなかった。心配した事務所関係者が自宅を訪ね、浴室で動かなくなっていた中山さんを見つけたそうです。すぐに警察と消防に通報したものの、現場で死亡が確認されました」(社会部記者) 中山さんは、芸能事務所などが入る都内のビルの住居フロアにひとりで暮らしていた。発見された際、湯を張った浴槽の中で前かがみになり、顔を水面につけた状態だったとの話もある。 「8日に死因・身元調査法に基づく解剖が行われ、所属事務所が入浴中の不慮の事故だったと発表しました。遺体に目立った外傷はなく、玄関が施錠されていたことなどから、事件性はないとみられています」(前出・社会部記者) 12月1日、神奈川・横浜で行われたクリスマスコンサートで中山さんは『You’re My Only Shinin’ Star』や『世界中の誰よりきっと』など自身のヒット曲を熱唱。MCでは2025年に未公表の大きな仕事があることなどをうれしそうに語っていたという。 2025年のデビュー40周年に向けて、精力的に活動していた中山さん。彼女の近況を知る関係者は口々に「変わった様子はなかった」と言うが、彼女は人知れず葛藤を抱えていた。終の棲家となってしまった70平米の部屋で、希代のアイドルが最期に見た光景とは──。
インスタントジョンソン・じゃい、親友の中山美穂さんと対面「いつもの寝ている姿と変わらない」
お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃい(52)が10日、自身のブログを更新。6日に亡くなった親友、中山美穂さんと対面したことを報告した。二人は親交が深く、食事や旅行をする仲だった。 じゃいは「最後の訪問」のタイトルでブログを更新。中山さんの自宅を訪れたといい、「部屋に入ると、中央にあるベッドの上に美穂ちゃんは眠っていた。訃報を聞いてから初めての対面。分かってはいたことだけど、やはり泣いてしまった」とつづり、「『ほんと、何してくれてんだよ』震えた声でそう言ったが、美穂ちゃんは知らんぷりしている。今にも起きてきて『ちょっと、あんたたち何してんの?』と言いそうなくらい、いつもの寝ている姿と変わらない様だった」と明かした 突然の別れに、「泣いているし、目の前にいるのに、やっぱり受け入れられずにいる。脳がバグってるようだ」と心境を吐露。「この部屋には何回来ただろう?飲みに行った後にこの部屋でまったり話すこともあった。鍋パーティーをしたこともあった。忘年会もした。夜中に酔っ払いながら『お酒買ってきて』と呼び出されたこともあった。改めて考えたら、意外と料理が上手だったなぁ」と振り返った。 「この部屋に来るのはこれが最後になるだろう。お別れの挨拶に来たつもりだったけど、最後は『美穂ちゃん、バイバイ、またね』と手を振って部屋を出た」と記した。