「現実逃避してしまった」家賃滞納の“ゴミ屋敷”から白骨化した遺体発見 作家・髙島望容疑者(64)を逮捕 東京・品川区
18日、警察署で目撃されたのは、眼鏡に白いあごひげを蓄えた男。 逮捕された高島望容疑者(64)、職業は作家です。 高島容疑者は、東京・品川区の自宅マンションの一室に遺体を放置した疑いが持たれています。 事件発覚のきっかけとなったのは、容疑者のある行動でした。 それは、家賃の滞納。 このため、裁判所の執行官が強制執行で自宅に入ったところ、遺体が発見されたのです。 警視庁によると、いわゆるごみ屋敷状態だったという高島容疑者の自宅。 18日、高島容疑者の自宅マンションからは、大量の物とともに、ごみのようなものが運び出されていました。 発見された遺体は白骨化が進んでいて、被害者の身元はまだ分かっていません。 警視庁によると、高島容疑者は被害者が亡くなっていたことを認識していたとみられ、「気が動転して、どうしていいか分からなくなってしまった。現実逃避してしまった」と供述し、容疑を認めているということです。
中山美穂さん、ライブチケット「払い戻ししない」ファンの複雑胸中…デビュー40周年目前、かなわなかった「35周年」のリベンジ
12月6日に、歌手で女優の中山美穂さんが亡くなって10日──。 現在も悲しみが癒えないファンも多いが、中山さんが予定していた仕事の現場では、対応に奔走している。 「2025年4月の大阪公演を皮切りに、6月21日の山梨公演まで、中山さんは歌手デビュー40周年を記念したツアーを開催する予定でした。ただ訃報にともなって、12月13日に全公演を中止し、チケットは払い戻しになることが発表されました。しかしSNSでは、返金を求めず、チケットを手元に残そうとする人も見受けられます」(芸能記者) Xでは《チケットは残しておきたいというのも凄くわかる》《自分なら払い戻ししない》《払い戻したら全てが終わる気がする》と、その決断に共感する声が見受けられる。 中山さんは、1985年のシングル『「C」』で歌手デビュー。1992年にロックバンド「WANDS」とコラボした『世界中の誰よりきっと』は200万枚以上を売り上げ、ソロでも1994年の『ただ泣きたくなるの』が売り上げ100万枚以上を記録するなど、歌手として高い人気を誇っていた。 そして近年は、音楽活動での“再始動”が注目を集めていた。 「1999年に『Adore』をリリースして以降、デビュー35周年を迎える2019年まで、歌手活動は20年近く休止状態でした。ただ、この年の12月に20年ぶりのアルバム『Neuf Neuf』を発売し、音楽活動を再開。“ミポリン”の復活は話題になりました」(前出・芸能記者) 2024年も、4月から6月にかけて全国ツアーを開催するなど、精力的に活動していた。デビュー40周年となる2025年のツアーには、とくに意欲を燃やしていたようだ。 「2020年3月、2019年にリリースしたアルバムを引っさげて35周年記念ライブをおこなう予定でした。それが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、中止に。中山さんとしては、節目の年にファンに直接会えず、くやしい思いもあったようです。 それだけに、40周年のツアーは並々ならぬ思いがあり、4月から6月までで、2024年の全21公演を上回る全23公演を予定するなど、日程を詰めていました。中山さんにとって、このツアーにはリベンジの気持ちがあったことでしょう」(芸能プロ関係者) ライブはもちろん、近年はファンと直接、会えるイベントを大切にしていた。 「2022年に初めてファンミーティングを開催して以降、やりがいを感じていたようです。比較的、小規模な会場で実施することも多く、直接、ファンの顔を見て、感謝の言葉を伝えていました。2025年も、全国ツアーが落ち着いた夏以降、ファンミーティングなど何かしらファンと交流する場を考えていたはず。ファンを大切にする中山さんの姿勢は、多くの人に伝わっていたことでしょう。それだけに、ライブのチケットを返金しない人がいるのもうなずけます」(前出・芸能プロ関係者) 40周年にステージで中山さんの笑顔が見られなかったことは、悔やまれるばかりだ。
中山美穂さん死去から2週間、コメントのない親友・小泉今日子の胸中 25年前アメリカ旅行写真に見える絆
12月6日に中山美穂さん(享年54)が急逝してから、早2週間。同期で“1985年デビュー組”の荻野目洋子(55)や浅香唯(55)など、多くの芸能人が追悼のコメントを発表している一方で、中山さんの“親友”は、まだコメントを発表していない――。 「“親友”とは、中山さんの3年先輩である小泉今日子さん(58)のことです。中山さんは小泉さんを姉と慕っていて、昔から仲がとても良かったことで知られています。 小泉さんは全国ツアー『BALLAD CLASSICS』(10月26日~12月21日)の最中ですが、12日の京都公演を鑑賞した人々によると、同回のMCで小泉さんが中山さんを悼むメッセージのようなトークをする場面もあったといいます。 いつか小泉さんも、公に中山さんについてコメントする機会は来るとは思われますが、今、小泉さんが抱える心の傷は大きいのでしょうね……」(女性誌編集者) 中山さんは22年5月7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演した際、若い頃は小泉宅に「Myパジャマ」を置くほどよくお泊りをしていて、彼女の家でしょっちゅう「たわいのない話」で盛り上がっていたと明かしている。 また、90年代初めに中山さんが田原俊彦(63)と交際していた頃は、中山さんの悩み相談に小泉が乗っていたと報じられたほか、22年3月末に小泉のデビュー40周年コンサートツアーの千秋楽の際も、中山さんが観劇に訪れていた様子が報じられていた。 ■2人が写っている1999年の写真が話題に 大の親友である中山さんと小泉だが、2人が常連だったとされる都内のバーのインスタグラムが今、注目を集めているという。 「俳優や歌手など一流芸能人が夜な夜な飲みにくることで有名なバーが都心の繁華街にあるのですが、中山さんは1996年に訪れて以来、そこの常連だったんですよね。小泉さんも同店の常連であることは知られた話です。 中山さんが亡くなってから3日後に、バーの店主はインスタグラムに中山さんとの思い出を投稿していて、中山さんと小泉さんも写っている思い出の写真が、注目を集めています。多くは、1999年に撮られた写真のようです」(芸能プロ関係者) バーの店主が公開したのは、バー店内やベッドで若い頃の中山さんや小泉、店主らが楽し気な笑顔を浮かべているオフショット。そして、中山さんと小泉を含む5人アメリカ旅行をした際、荒野をバックに「ルート66」で撮影したと見られる記念写真など。いずれの写真も、小泉と中山さんは自然体で楽しそうにしていた。 「店主のインスタには、最近中山さんは店を訪れてはいなかったが、LINEで相談をする仲だったこと、酔うとお互いの家に泊まる事も多かったことなど、多くの思い出も綴られています。 小泉さんと中山さんを巡っては、99年5月に“小泉が親友の中山を誘ってカリブ海にあるトリニダード・トバゴを訪れる”というコンセプトの旅番組『小泉今日子&中山美穂 二人は楽園ハンター!!』(日本テレビ系)が放送されたこともありましたが、同年、プライベートでも2人は仲間たちとアメリカ旅行を楽しんでいたと。本当に、仲が良かったんでしょうね……」(前同) ファンからは、逝去から約2週間経った今も日常に力が入らないという声も聞こえてくる。中山さんがいなくなってしまった悲しみは、とても大きい――。