「エサなくて来たわけではない」急増する目撃情報の理由…スーパーにクマ“居座り”【報道ステーション】(2024年12月2日)
秋田市のスーパーに、クマが2日以上にわたって居座り、男性従業員(47)が襲われました。 クマは体長1メートルほど。11月30日早朝、店の裏から侵入し、総菜売り場付近で従業員を襲った後、精肉売り場の方に移動したとみられます。店内には、肉や果物を食べた跡があったそうです。 クマがスーパーに居座り始めて、約4時間後、地元猟友会や警察が捕獲するための檻を設置します。 みなと猟友会・伊川武志会長 「美味しそうなものを檻の中に入れて、ハチミツとか、りんごとか。(Q.警察も一緒だが猟銃を使えなかったのは)市街地だから基本的には撃てない」 1日夕方になり、警察官がバックヤードにいるクマを確認したため、入り口付近にあった檻を移動。2日午前4時過ぎ、檻に設置したカメラで、中に入ったことがわかり、駆除しました。 現場は、住宅街の一角にあり、山からは離れています。近くに保育園や小学校もあります。 近隣住民 「海が近い環境で出るなんて、想像もしなかった。普段の散歩でも気を付けたい」 秋田市内では先月中旬以降、クマの目撃情報が急増しています。 クマの生態に詳しい専門家は、こう話します。 岩手大学農学部・山内貴義准教授 「今年に関しては、山の実りが非常にいいので、エサがなくて来たわけでは、多分ない。前の年のエサの不足によって、かなりの数のクマが、市街地よりに行動をシフトして、出没が多くなっている原因につながっていると考察」
【クマ】居座りのスーパー周辺で…また“クマ”目撃 警戒を強化 秋田市
警察の調べによりますと、2日午後7時50分ごろ、秋田市の土崎図書館の近くを通りかかった10代の男性が、駐車場にクマと思われる動物がいるのを目撃しました。 体長はおよそ70センチから80センチで、男性は恐怖からクマかどうか正確には確認できなかったということです。 現場はJR土崎駅のすぐ近くで、けさの通勤・通学の時間帯は警察が周辺の警戒を強化しました。 近くの土崎小学校では、2日に引き続き保護者への送迎を呼びかけました。 先月中旬以降、秋田市の北部ではクマの目撃が相次いでいて県が注意を呼び掛けています。 (2024年12月3日放送)
客乗せたタクシーが急加速し赤信号の交差点に進入 信号無視であわや衝突の高齢女性ドライバーは“手刀”で「ごめんごめん」
大分市の交差点で、タクシーが赤信号を無視して進入し、危険な状況が発生。 タクシーは急加速し、対向車と衝突の危険があった。 後部座席には客が乗っており、運転の危険性が指摘される。 高齢女性ドライバーが運転する車が信号無視をし、タクシーとすれ違う際に驚きの行動を見せた。 女性ドライバーは「ごめんごめん」と手刀を振りながら走り去った。 信号無視は重大な交通違反であり、笑い事ではないと強調される。 運転手には道路を守り、安全運転を求める声が上がっている。