中山美穂さん、ライブチケット「払い戻ししない」ファンの複雑胸中…デビュー40周年目前、かなわなかった「35周年」のリベンジ
12月6日に、歌手で女優の中山美穂さんが亡くなって10日──。 現在も悲しみが癒えないファンも多いが、中山さんが予定していた仕事の現場では、対応に奔走している。 「2025年4月の大阪公演を皮切りに、6月21日の山梨公演まで、中山さんは歌手デビュー40周年を記念したツアーを開催する予定でした。ただ訃報にともなって、12月13日に全公演を中止し、チケットは払い戻しになることが発表されました。しかしSNSでは、返金を求めず、チケットを手元に残そうとする人も見受けられます」(芸能記者) Xでは《チケットは残しておきたいというのも凄くわかる》《自分なら払い戻ししない》《払い戻したら全てが終わる気がする》と、その決断に共感する声が見受けられる。 中山さんは、1985年のシングル『「C」』で歌手デビュー。1992年にロックバンド「WANDS」とコラボした『世界中の誰よりきっと』は200万枚以上を売り上げ、ソロでも1994年の『ただ泣きたくなるの』が売り上げ100万枚以上を記録するなど、歌手として高い人気を誇っていた。 そして近年は、音楽活動での“再始動”が注目を集めていた。 「1999年に『Adore』をリリースして以降、デビュー35周年を迎える2019年まで、歌手活動は20年近く休止状態でした。ただ、この年の12月に20年ぶりのアルバム『Neuf Neuf』を発売し、音楽活動を再開。“ミポリン”の復活は話題になりました」(前出・芸能記者) 2024年も、4月から6月にかけて全国ツアーを開催するなど、精力的に活動していた。デビュー40周年となる2025年のツアーには、とくに意欲を燃やしていたようだ。 「2020年3月、2019年にリリースしたアルバムを引っさげて35周年記念ライブをおこなう予定でした。それが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、中止に。中山さんとしては、節目の年にファンに直接会えず、くやしい思いもあったようです。 それだけに、40周年のツアーは並々ならぬ思いがあり、4月から6月までで、2024年の全21公演を上回る全23公演を予定するなど、日程を詰めていました。中山さんにとって、このツアーにはリベンジの気持ちがあったことでしょう」(芸能プロ関係者) ライブはもちろん、近年はファンと直接、会えるイベントを大切にしていた。 「2022年に初めてファンミーティングを開催して以降、やりがいを感じていたようです。比較的、小規模な会場で実施することも多く、直接、ファンの顔を見て、感謝の言葉を伝えていました。2025年も、全国ツアーが落ち着いた夏以降、ファンミーティングなど何かしらファンと交流する場を考えていたはず。ファンを大切にする中山さんの姿勢は、多くの人に伝わっていたことでしょう。それだけに、ライブのチケットを返金しない人がいるのもうなずけます」(前出・芸能プロ関係者) 40周年にステージで中山さんの笑顔が見られなかったことは、悔やまれるばかりだ。
中山美穂さん死去から2週間、コメントのない親友・小泉今日子の胸中 25年前アメリカ旅行写真に見える絆
12月6日に中山美穂さん(享年54)が急逝してから、早2週間。同期で“1985年デビュー組”の荻野目洋子(55)や浅香唯(55)など、多くの芸能人が追悼のコメントを発表している一方で、中山さんの“親友”は、まだコメントを発表していない――。 「“親友”とは、中山さんの3年先輩である小泉今日子さん(58)のことです。中山さんは小泉さんを姉と慕っていて、昔から仲がとても良かったことで知られています。 小泉さんは全国ツアー『BALLAD CLASSICS』(10月26日~12月21日)の最中ですが、12日の京都公演を鑑賞した人々によると、同回のMCで小泉さんが中山さんを悼むメッセージのようなトークをする場面もあったといいます。 いつか小泉さんも、公に中山さんについてコメントする機会は来るとは思われますが、今、小泉さんが抱える心の傷は大きいのでしょうね……」(女性誌編集者) 中山さんは22年5月7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演した際、若い頃は小泉宅に「Myパジャマ」を置くほどよくお泊りをしていて、彼女の家でしょっちゅう「たわいのない話」で盛り上がっていたと明かしている。 また、90年代初めに中山さんが田原俊彦(63)と交際していた頃は、中山さんの悩み相談に小泉が乗っていたと報じられたほか、22年3月末に小泉のデビュー40周年コンサートツアーの千秋楽の際も、中山さんが観劇に訪れていた様子が報じられていた。 ■2人が写っている1999年の写真が話題に 大の親友である中山さんと小泉だが、2人が常連だったとされる都内のバーのインスタグラムが今、注目を集めているという。 「俳優や歌手など一流芸能人が夜な夜な飲みにくることで有名なバーが都心の繁華街にあるのですが、中山さんは1996年に訪れて以来、そこの常連だったんですよね。小泉さんも同店の常連であることは知られた話です。 中山さんが亡くなってから3日後に、バーの店主はインスタグラムに中山さんとの思い出を投稿していて、中山さんと小泉さんも写っている思い出の写真が、注目を集めています。多くは、1999年に撮られた写真のようです」(芸能プロ関係者) バーの店主が公開したのは、バー店内やベッドで若い頃の中山さんや小泉、店主らが楽し気な笑顔を浮かべているオフショット。そして、中山さんと小泉を含む5人アメリカ旅行をした際、荒野をバックに「ルート66」で撮影したと見られる記念写真など。いずれの写真も、小泉と中山さんは自然体で楽しそうにしていた。 「店主のインスタには、最近中山さんは店を訪れてはいなかったが、LINEで相談をする仲だったこと、酔うとお互いの家に泊まる事も多かったことなど、多くの思い出も綴られています。 小泉さんと中山さんを巡っては、99年5月に“小泉が親友の中山を誘ってカリブ海にあるトリニダード・トバゴを訪れる”というコンセプトの旅番組『小泉今日子&中山美穂 二人は楽園ハンター!!』(日本テレビ系)が放送されたこともありましたが、同年、プライベートでも2人は仲間たちとアメリカ旅行を楽しんでいたと。本当に、仲が良かったんでしょうね……」(前同) ファンからは、逝去から約2週間経った今も日常に力が入らないという声も聞こえてくる。中山さんがいなくなってしまった悲しみは、とても大きい――。
マツコ、浴室での“九死に一生”体験を告白…中山美穂さんと同じマンション、同じ部屋に住んだ不思議な“縁”も発覚
タレントのマツコ・デラックスが、12月16日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、自宅の風呂場での転倒事故を明かし、波紋を呼んでいる。 この日の放送では、石を集める愛好家たちの特集VTRが話題に。 同じくMCを務める「SUPER EIGHT」の村上信五から、山へ行って石集めをしてみてはと提案されると、マツコは「滑って転んで、頭でも打ったらどうすんのよ」とコメント。 続けて「こないだ、ちょっとお風呂場でさ……」と、派手に転倒したことを明かしたのだった。マツコは「たまたま頭とか、ぶつからない位置に滑った」というものの、その瞬間に「これ、簡単に死ねるな」とも感じたという。 たまたま運がよかった“九死に一生”な体験に対して、Xでは《バスルームは要注意な場所》《マツコさん 自宅で転倒したのか……》と心配の声が聞かれたなかで、ほかにも《浴室で転倒したマツコさん。風呂場での事故は今ちょっと心配になる》といった声も聞かれた。 これは、12月6日に自宅の浴室での不慮の事故で亡くなった、歌手で女優の中山美穂さんの事故を重ねたものと思われる。 マツコは1972年10月生まれの52歳。1970年3月生まれで、54歳で亡くなった中山さんとは3学年違いであり、ほぼ同世代だ。50代、浴室での事故という部分で「両者を重ねる声があったのだろう」と指摘するのは、スポーツ紙記者だ。 「番組では、とくに中山さんへの言及はなかったため、収録は事故前におこなわれたもののようです。中山さんは亡くなる3カ月前の2024年9月に『アウト×デラックス』(フジテレビ系)のスペシャル回で、マツコさんと共演していました。 そのなかで、じつは中山さんがかつて住んでいた同じマンションの同じ部屋に、その後、マツコさんが入居していたことが明らかにされたんです。そういった思わぬ“縁”もふたりにはありました」 中山さんの死因については、8日に大まかに判明していた。 「遺書やメモなどはなく、薬を飲んだ形跡もなく、部屋の鍵も施錠されていたことから、事件性はなく事故と警察は判断しました。また、マツコさんのように転倒で頭などをぶつけて……というわけではなく、溺死、もしくはヒートショックの可能性が指摘されています」(同前) いずれにせよ、浴室では細心の注意を払う必要がありそうだ。