今シーズン鹿児島県内2例目の高病原性鳥インフルエンザが確認された霧島市の養鶏場でニワトリおよそ9万羽すべての殺処分が21日昼前に完了しました。
霧島市福山町の養鶏場では19日、出水市に次いで今シーズン県内2例目で霧島市では初となる、高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した可能性が極めて高いニワトリの疑似患畜が確認されました。
これを受け、県では20日からこの農場のニワトリおよそ9万羽すべての殺処分を進め、21日午前11時40分に完了しました。
県は今後、埋却などを進めるとともに農場から半径3キロ圏内をニワトリや卵の移動制限区域に、10キロ圏内を搬出制限区域とし、制限区域近くの4か所に消毒ポイントを設置し、警戒を続けています。