12月14日午後8時半前、福岡・北九州市小倉南区にあるマクドナルドの店内で中学3年の男女2人が刃物で刺され、女子生徒が死亡し、男子生徒が重傷を負った事件。
警察は19日、男子生徒に対する殺人未遂の容疑で、現場近くに住む平原政徳容疑者(43)を逮捕しました。
捜査本部が置かれている小倉南警察署から、江川夕月記者が中継でお伝えします。
逮捕を受けて、19日午後5時50分現在も、署の前には多くの報道陣が詰めかけている状況です。
逮捕された平原容疑者は現在も小倉南警察署内で取り調べを受けているものとみられます。
19日新たに分かったことなんですが、事件当日の動きとして、平原容疑者は事件発生の約15分前、午後8時10分ごろに現場のマクドナルドに車で訪れました。
しかし、すぐに店には入らずに、十数分ほど経ったあとに店に入ったということです。
今後の捜査の最大のポイントは動機の解明になるんですが、男子中学生は平原容疑者について「全く知らない人」と話しています。
捜査本部は、中学生2人と平原容疑者の接点などについて、これから重点的に調べるとしています。