中山美穂さん 事務所が「旅立ち」を報告 家族葬は近親者のみ 祭壇は黄色の花と深紅のダリアに囲まれ…

都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の家族葬が12日、営まれた。所属事務所が公式サイトに「中山美穂の旅立ちをご報告」と題して家族葬の様子を伝えた。 ▽事務所コメント全文 中山美穂の旅立ちをご報告 本日、青空が広がる清々しい天候の中、中山美穂の火葬を無事に終えました。 葬儀は家族と事務所関係者のみで執り行われました。 祭壇には、優しいピンクや清らかな白、明るい黄色の花々に加え、深紅のダリアがひときわ印象的に飾られ、美穂さんの情熱的で華やかな一面を思い起こさせるようでした。 会場全体が色鮮やかな花々に包まれ、生前の作品や思い出の写真とともに、彼女の功績を皆で称える時間となりました。 穏やかな雰囲気の中、故人を見送ることができましたのも、報道関係者の皆さまやファンの皆さまがご配慮くださり、静かに見守っていただいたおかげです。 心より感謝申し上げます。 美穂さんは6日に都内の自宅の浴室で死亡しているのが見つかり、解剖の結果、死因は「入浴中に起きた不慮の事故」と発表されていた。6日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」大阪公演を開催予定だったが、午前9時の待ち合わせ場所に現れず、不審に思った事務所関係者が自宅を訪れ、浴槽で亡くなっていたのを発見した。

中山美穂さん長男 10年ぶりの再会は自宅 パリから駆け付け…葬儀には参列せず 妹・忍「2人の姿は…」

都内の自宅の浴室で6日に死亡しているのが見つかった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の家族葬が12日、営まれた。 スポニチアネックスの取材では、訃報を受け、長男がパリから駆け付け、美穂さんの自宅を訪れていた。10年ぶりの再会。12日の葬儀には参列していないが、自宅でゆっくりと親子の時間を過ごした。 この日、コメントを発表した忍は「何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした」と記した。 美穂さんは作家・辻仁成と2002年に結婚し、パリへ移住。04年に長男が誕生。だが、14年に離婚。親権は辻が持ち、美穂さんは離婚後、10年間、長男と再会する機会が持てなかった。

中山美穂さん葬儀、フランスから1人息子も駆けつけた 喪主の忍「自慢の姉でした」

54歳の若さで6日に亡くなった女優の歌手中山美穂さんの告別式が12日、都内の斎場で行われた。妹で女優の中山忍(51)が喪主を務める家族葬で、長男(20)もフランスから駆けつけた。来年に「お別れの会」を行う予定。 式の終了後、中山さんの公式サイトが更新され、忍のコメントなどが発表された。 「本日、青空が広がる清々しい天候の中、中山美穂の火葬を無事に終えました。葬儀は家族と事務所関係者のみで執り行われました。祭壇には、優しいピンクや清らかな白、明るい黄色の花々に加え、深紅のダリアがひときわ印象的に飾られ、美穂さんの情熱的で華やかな一面を思い起こさせるようでした。会場全体が色鮮やかな花々に包まれ、生前の作品や思い出の写真とともに、彼女の功績を皆で称える時間となりました。穏やかな雰囲気の中、故人を見送ることができましたのも、報道関係者の皆さまやファンの皆さまがご配慮くださり、静かに見守っていただいたおかげです。心より感謝申し上げます」。 そして、忍のコメントを続けた。 「姉を愛してくださったすべての皆様へ」として「おかげさまをもちまして、姉『中山美穂』の葬儀が滞りなく執り行われたことをご報告申し上げます。親族の希望で家族葬とさせていただきました。最近での、一番のお気に入りだったドレスを纏い、楽しそうに歌う姉の写真を中央に、好きだった色取り豊かな花々で飾っていただいた祭壇は、華やかでキラキラしていて、最後のステージのようでした。お別れまでのほんの数日間ではありましたが、子供の頃に戻って枕を並べ、姉の横顔を見つめながら眠りについたこの穏やかなひとときは、私の宝物となりました。そして、何より姉が幸せを願ってやまない愛する息子と、再会の時間をもたせてあげることができました。手を繋ぎ、そっと寄り添う2人の姿は、とてもとても幸せなものでした。静かに見守ってくださったマスコミ関係者の皆さま、ご配慮いただき本当にありがとうございました。姉は一生懸命な人でした。ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷付きやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っ直ぐ前を向く勇気がある人でした。自慢の姉でした。どうか皆さま、姉のとびきりの笑顔を空を見上げたその声を、その歌声を、その指先を、忘れないでいてあげてください。私にとって姉は『大好きなお姉ちゃん』であるとともに『みなさんの中山美穂』であり、「永遠のシャイニングスター」です。これからは皆さまが姉を思い出してくださる時、そのきっかけのひとつとなれますよう、その思い出があたたかなものでありますように、私も俳優として、より精進して参ります。見守ってくださいましたら幸いです。良いときも悪いときも別れ際に姉はいつも『じゃあ、忍、あとはよろしくね』と 軽やかに笑って去っていきました。最後の最後まで、、、。とても『姉らしい』と思われてなりません。生前の姉へ、あたたかな眼差しと、愛情をかけてくださり、心から感謝しております。重ねて御礼申し上げます。皆さま、本当にありがとうございました。 感謝の気持ちを込めて」。