北九州市小倉南区の中学3年男女殺傷事件は発生から1週間が経過。現場のマクドナルド322徳力店では21日、事件発生時刻に合わせ、店内で店長や従業員らが午後8時25分から1分間、店舗の外灯も消し、黙とうした。
中3の娘がいる男性会社員(49)は「娘が被害に遭ったらと思うと、いてもたってもいられない。どうか安らかに」と手を合わせた。
2024年12月22日
中学3年男女殺傷事件のあった店舗。事件発生時刻に合わせて外灯が消され店内で店長や従業員らが黙とうした=21日午後8時25分、北九州市小倉南区(KYODONEWS)
見解 事件現場で黙祷する意味。それは、哀悼の意を示し、亡くなった方への敬意を示すことだ。また、遺された人々に対する意味もある。悲しみ、罪悪感、怒り、様々な感情を整理していく一歩にもなる。事件発生時に店舗にいた店員さんたちは、どれほど深い心の傷を負っただろう。
共に黙祷することは、事件を自分事として考えることにもつながる。当日、店舗にいなかった責任者も他の店員も、共に黙祷し悲しみ、この事件の意味を考える。
人は孤独の中で悲しむことが最も辛い。葬儀ではみんなで悲しむ。葬儀に参加しなかった人々も、共に黙祷し悲しみとショックを分かち合う。
黙祷の社会的意味としては、浄化もある。とても悲しい事故は起きたが、店はドライブスルーの営業は続けてきた。また街の人々が、中高生が、集う時も来るだろう。
本当に無念としか言えない。中学生なんてこれから楽しいことや可能性がどんどん広がる年齢だよ。それなのに、40代無職の犯人によって理不尽に命を奪われたなんて、やり場のない怒りを感じる。こんな凶悪な犯行を起こす人間を社会に置いておく理由なんてないよね。
こういう事件が起きるたびに思うけど、被害者やその家族の人生が一瞬で壊される一方で、加害者には妙に手厚い対応がされるのが納得いかない。犯人には厳罰を与えて、二度と社会に出てこれないようにするべきだと思う。こんな悲劇を二度と繰り返さないためにも、もっと厳しい姿勢が必要だよな。
残酷で悲しい事件です。女の子は2度と、帰ってこないです。娘さんを亡くした親御さんの気持ちを思うと、悲しくて辛いものです。女の子のそばにいた男の子も、退院したとニュースでありましたが精神的なダメージがあると思います。一生のトラウマになると思います。家族、大人たちが守ってほしいですね。
犯人にも同じくらいの娘がいたと聞きました。我が子と同じくらいの子供にどうしてこんなこと出来るのか。精神的な問題など関係ない。被害者や親御さんからしたらこんなこと関係ない。厳しい刑をお願いします。亡くなられた女の子のご冥福をお祈りいたします。また男の子の身体の傷が一日でも早く回復されますように心の傷が少しでも早く癒やされますように。
マクドナルドも被害者。店の営業にも深刻なダメージを与えている。従業員も相当な精神的な傷を負っているし、施設も事故物件となった。臨時休業や捜査協力で売上も下がっているはずだ。そしてこの不幸な事件は何十年も語り継がれ、これらは店にとってマイナスイメージとなる。犯人にはこれも損害賠償として請求されるべきだと思う。
本当に残酷な事件だと感じます。つい数日前までは普通の日常を送っていただろうに、レジに並んでいただけなのに、こうして数十秒にしてその日常も、命も、これから待っていたはずのたくさんの未来も一瞬にして奪い去った、犯人の日頃からの住宅近辺での行動も報じられているが精神面など関係なく、本当に重大な事件だと思う。
真相が究明されることを願うとともに、負傷された男子中学生が心身ともに回復されることを願います。